CITTA DEL VATICANO ヴァチカン市国

もっともおおきな精神世界の中心に位置する世界最小の国家、ヴァチカンはこんなふうに定義されてきた。
44ヘクタールしかないヴァチカンは、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラの上から一望することが出来る。
台形をしたヴァチカン市国は周囲を城壁によって囲まれているが、これは1540年から1640年にかけて造られたもの。そして広場に面して開口部がある。
ヴァチカンはあくまで「分類上の」国家である。なぜなら、カトリック教会の中央政府である教皇庁という普遍的な組織の独立性を保証し、それを支援するのが、この国家の役割だからである。
「精神を肉体と一体化させるために、ちょうど必要なだけ大きい」と1929年2月11日のラテラン条約によってヴァチカン市国が誕生した時、ピウス11世はそのことをこういう言葉で表現している。(ガイド本[ヴァチカン市国 日本語版]から抜粋)

[ピエタ]
この像はカッラーラ産の大理石の一塊の石材からできており、聖母の肩にかかる皮帯にはミケランジェロのサインがある。

大聖堂

システィーナ礼拝堂


[最後の審判]の壁画

1536年にパウルス3世の命により、ミケランジェロが制作、1541年に完成させた。

中庭
ラジオ局のアンテナが見える。
ここから教皇の声が全世界に届けられる。

ヴァチカン博物館

サンピエトロ寺院

教皇宮殿

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